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家族が、認知症?

ブログ 2019.03.24

 認知症は、多くの人の関心事ですが、曖昧で、偏ったイメージや漠然とした不安を抱く人も多いようです。
一般的によく知られるアルツハイマー型認知症以外にも、レビー小体型、血管性、前頭側頭葉変性症等、多くの種類があり、それぞれ特徴があります。きちんと知っておくと、早期に対応できるので、慌てて取り乱すようなことにもなりません。
家族が認知症になったら、一般的な今までのイメージとは区別して、本人と向き合う必要があります。どの認知症も、それまでの本人とは言動や人柄が変わったりして、本人はもちろん、身近な家族も大きな動揺や不安を抱きます。
 レビー小体型認知症や前頭側頭葉変性症などは、状態の把握が難しい上にBPSD(行動・心理症状)が強く出て、介護者の負担が大きくなっていきます。また、代表的な認知症以外にも、多様な原因による多様な認知症があり、治療やケアも単純ではないので、家族は正しい知識を持ち、病気と本人の状態をよく理解した上で、向き合う必要があります。そのためにも、認知症に詳しい医師や医療機関の選択が重要になってきます。
 認知症をきちんと検査、鑑別して診断し、適切な対応のためにも、認知症に関する充分な知識と経験を持つ認知症専門医や専門外来を受診するのが理想です。認知症薬や抗精神病薬などを駆使して症状を抑えるだけでなく、日常生活やBPSDへの対処法を専門の立場から親身にアドバイスしてもらえるようですが、まだまだ専門医の数が充分ではないのが現状です。各自治体では、専門医療機関・認知症サポート医・かかりつけ医の連携も整いつつあり、かかりつけ医認知症対応力向上研修も進められているようですが、必ずしも身近なかかりつけ医が認知症に精通しているとは限りません。1つの医療機関で、病気の説明や生活相談への対応が充分でなければ、よりよい医師や医療機関を探しなおすのも、家族の役割かもしれません。
 認知症は、さまざまな症状にいちばん困惑しているのは本人ですから、『大丈夫、私たちがついているから安心して』という環境をつくることが、何よりのケアだと思います。
by 珍香鈴
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