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コレステロールについて

ブログ 2018.12.20

コレステロールとは、たんぱく質や炭水化物と共に3大栄養素と言われる脂質の一種で、すべての動物が保有し、体内で重要な働きをしています。
 人間の体内では、肝臓と小腸で、1日に体重1kgあたり12~13 mg(体重 50 kg の人で 600~650 mg/日)生産されていて、様々な働きをしています。まずは、細胞膜の構成成分の1つであるということです。細胞はあらゆる生物の基本単位で、似たような細胞が組織を構成し、組織が集まって器官となります。人間の体の細胞の数は、約37兆個(以前は60兆~70兆個と言われていました。)にものぼると言われ、細胞膜は、細胞内部を外部から保護しています。また、脳にも存在しており、脳の健康維持には、神経細胞の成長と機能維持のための大量のコレステロールが必要だと言うことも研究で分かっています。
コレステロールのさらなる役割として、ホルモンの原料になることが挙げられます。ステロイドホルモンと呼ばれるホルモンは、副腎皮質、精巣、卵巣、胎盤でコレステロールから作られます。人間の副腎は重量がおよそ12gの小さな臓器ですが、体内で最もコレステロールの含有率の高い臓器です。副腎は皮質と髄質に分かれており皮質の部分で50種類にも及ぶホルモンが作られ、これらは副腎皮質ホルモンと呼ばれています。
悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の働きについて
・LDL・・・肝臓から出発→各細胞にコレステロールを運び、細胞膜やホルモンの材料となる
・HDL・・・全身の細胞から余ったコレステロールを回収→肝臓へ戻る
どちらもなくてはならない機能であるのに善・悪という通称が使われるようになったため、また余分なLDLが血液中にたまり、それが酸化すると動脈硬化を促すのでLDLは良くないイメージがあるようです。
人間の身体に不可欠なコレステロールも過剰に摂取すれば生活習慣病の原因となります。最近の研究では、LDLとHDLの比率が2:1のバランスが適切だということがわかっています。
食生活が乱れやすい時期ですが、バランスに気をつけて健やかに年末年始を迎えたいですね。
by chirune
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