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ノミ(蚤)

ブログ 2020.06.18

 ノミとダニは、似たような印象を抱きがちですが、まったく違うものです。ダニは、肉眼で確認することは難しいですが、ノミはよく目をこらせば目視で確認することができます。草むらや縁の下など直射日光が当たらないところに多く見られ、光の刺激や犬・猫が出す二酸化炭素・体熱に反応し、強力な筋力を持つ後ろ脚で体長の約60倍の距離、約100倍もの高さを飛んで動物に寄生し、8分以内に吸血を開始します。メスでは吸血後36~48時間以内に産卵をして(一日平均30個)、卵は約1~6日でふ化し、幼虫になります。好適な環境がととのえば、驚異的な繁殖力をみせます。ノミは主に動物に寄生しますが、人間にとりついた場合は人間の血も吸います。ノミもダニと同じように一年中存在し、梅雨の時期によく発生します。
 ノミは、ダニに比べると刺される危険性が少ないです。ただ、刺されたときは非常に強いかゆみをもたらします。ノミの唾液に対するアレルギーにより、10分程度あるいは48時間前後で強いかゆみが生じ、皮膚に紅斑(直径1cm程度)や丘疹ができ、中央部には刺咬による出血斑が見られます。かゆみが強いため爪でひっかくことで二次感染を起こし、化膿する場合もあります。そのまま放置すると痕になってしまうこともあるので、病院に行くのが一番です。もし、すぐに行けない場合は、抗ヒスタミン(かゆみ止め)成分含有のステロイド外用剤を使用します。
 ペットのノミ対策(予防薬など)を行えば、ノミの発生確率はぐっと低くなります。また、ペットの休憩場所を中心に室内の四すみ、ソファーやベッドの下などノミの卵や幼虫が繁殖しやすい場所を、特に念入りに掃除し、掃除機のゴミパックに、首輪型のノミ駆除剤を切って入れておくことも効果的です。室内でノミの繁殖が見られる場合は、室内用のノミ・ダニ駆除剤などを用いてノミ成虫および幼虫を駆除しましょう。また、むやみに野良犬や野良猫に触れないようにしましょう。
By ルン
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