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内転筋群

ブログ 2022.01.02

 太ももの内側にある内転筋群は「骨盤」と「大腿骨」とをつなぎ、主に太ももを内側に引きつける内転動作を担います。太ももの筋肉といえば、前面にある大腿四頭筋、後面にあるハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)に注目しがちですが、内転筋群は、代表的な筋肉に匹敵するほどの筋肉量があり、あまり注目されず、目立たないながらも大きな力を発揮する筋群といえるでしょう。内転筋群とは「恥骨筋・大内転筋・小内転筋・薄筋・長内転筋・短内転筋」から構成されています。
 内転筋はさまざまな動作において動員されます。太ももを体の近くに引きつける「内転動作」はもちろんですが、ランニング時には大腿四頭筋やハムストリングス、臀部の筋群とともにその動きをサポートしながら力を発揮します。また股関節の動きにあわせて「姿勢を制御」する働きがあり、特に片足で姿勢を支持する時には体が外側に流れてしまわないように、内転筋はバランスを保持するように働きます。
 内転筋が弱くなると脚は外側へ引っ張られる傾向にあり、どうしてもガニ股気味に脚が外側へ開いてしまいます。正面から見ると外に広がって見えるため、実際より太く見えることになります。つまり内転筋には「脚を細くする」効果も期待できます。
 また、内転筋群は骨盤の底をハンモックのように覆い、骨盤の安定に作用したり、内臓を保護している骨盤底筋群の働きを助ける役割もしています。内転筋、骨盤底筋が働くことで、骨盤が安定し、内臓の位置が整うだけでなく、排尿や排便などの生理作用にも大きく影響します。内転筋の働きを落さないようにすると、下腹部がスッキリして、ポッコリお腹も解消される…そんな嬉しい効果もあるのです。身体の中でもかなり大きな役割を担っている内転筋。この筋肉を活性化させることで、皆さんの身体にも大きな変化をもたらしてくれることと思います。
by コオロギ
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