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　冬になると手足が冷える方が多くなります。最近では年中冷え性の方も。どうして冷えが起こるのか、どのように身体に影響を及ぼすのか、改めて見ていきましょう。
冬になると動くことがかなり少なくなり、寒さで身体が縮こまることで筋肉が強張ったり、活動量が減ることで血流が悪くなります。血液の巡りが滞ると、内臓機能が低下したり、免疫力も低下します。そして、内臓機能が低下すると、身体の機能そのものも低下し、血液も末端まで行き難くなり手足が冷えます。その対策として、温かい飲み物を飲んだり、お腹周りをカイロや腹巻きなどで暖めるのも有効ですが、やはり体を動かして、熱を作ってあげることが重要です。また、血の巡りが悪くなると、免疫力も低下し、ウイルスや細菌の影響を受けやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
血の巡りを良くするため、まずは強張っている筋肉を解すことから始めていきましょう！

猫のポーズ(Cat & Cow)
　吸う息とともに鼻骨から順に背骨を反らし、吐く息と共に肩甲骨や腰を天井に向かって突き上げるようにしながら、丸めます。
これをワンセットで5回ほど。

四肢伸展
　四つん這いから右脚を後方に伸ばし、腰の高さまで持ち上げます。その後息を吐きながら、膝を曲げておデコと膝が近づくように背中を丸めます。吸う息と共に、頭と足を前後に伸ばします。これをワンセットで3回ほど終わったら、前後に伸びて左腕を耳横前方に伸ばして、3カウントほどキープ。反対側も同様に行います。

ツイスト
　寝転んで両膝を胸に寄せます。両腕は肩の高さでT字型に広げます。
吐く息と共に両膝を右に倒し、顔は天井方向か左側に向けていきます。できれば股関節から下と膝から下は90度くらいで。5回ほどしたら元に戻り、反対側も同様に行います。
　最後はマットに仰向けになり、呼吸を整えて終了です。
　無理のない範囲で行っていきましょう。
by　ヨガインストラクター Satoko

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