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口腔機能発達不全症

ブログ 2020.03.10

 「食べる」「話す」「呼吸する」といった口の機能が十分に発達しなかったり、正常でなかったりする15歳未満の子どもの「口腔機能発達不全症」が、増えています。その為、新しい病気として分類され、治療に公的医療保険が認められるようになりました。生涯を通じて成長や健康に悪影響を及ぼすため、速やかに見つけて対処することが重要です。
 口腔の機能は、通常、成長とともに自然に備わりますが、「食べ物を噛んでのみ込めない」、「話し方が不自然」、「口呼吸をする」、「いびきをかく」などの症状が起こります。「サ行が言えない」、いびき、口呼吸は「口腔機能発達不全症」の可能性があり、生涯通じ悪影響を及ぼすので、早めの対処が必要なようです。
 摂食嚥下(食べ物を呑み込めない)の異常の原因は
〈1〉離乳期に、発育に応じた硬さや形状の食べ物が与えられなかった
〈2〉永久歯が生えるまでの時期に丸のみの習慣がついた
〈3〉幼児期に様々な硬さや大きさのものを適切に食べてこなかった
などが背景にあると考えられています。
 また、口呼吸は、背中が丸まった「猫背」の姿勢で下あごが引っ張られ、口が開きやすくなり起きている可能性があり、スマホやタブレット端末と向き合う時間が多いと、猫背になりやすいのではないか、との指摘もあります。
 口腔機能発達不全症は、虫歯、感染症にり患し易くなったり、脳の発育不全や肥満にも繋がります。口腔専門医は「早い段階で対処し、口の機能を底上げすることが大切だ。心配な症状があれば、早めに小児歯科専門医に相談してほしい」と話しています。また、ご家族がそうならないように注意して、食事やスマホ、PCの利用時間を気にしてあげる方が重要です。
by 頃僕来
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