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呼吸の鍵を握るのは

ブログ 2021.02.12

 最近、良い呼吸が体にもたらす様々な効果が改めて注目されています。呼吸と言えば肺を思い浮かべがちですが、肺自体には膨らんだりしぼんだりする力はなく、代わりに呼吸を支えているのは呼吸筋群と言われる筋肉です。肺は肋骨に囲まれた胸郭という空間の中にあり、その周りを覆う呼吸筋が収縮と弛緩をすることで胸郭を膨らませたり、縮ませたりしながら肺の容量を増減させています。
 呼吸筋の主導筋でもある横隔膜は名前に筋とついていませんが筋肉に分類されており、胴体のほぼ真ん中にあるドーム状の形をした「膜」状の筋肉で、胴体を肺のある胸部と、腹部に分けています。この横隔膜を使った呼吸がいわゆる腹式呼吸で、息を吸うと縮みながら腹部のほうに下がり、胸郭を拡張させると肺に空気が入ります。息を吐くと弛緩しながら自然に元の位置に戻ります。呼吸に非常に重要な役割を担っている訳ですが、他の筋肉と同様加齢や運動不足、猫背等の悪い姿勢でも硬くなり働きが悪くなってしまいます。
 ヨガの呼吸法や呼吸と動きを連動させて行うヨガのポーズは横隔膜をはじめとする呼吸筋を機能させるのにとても有効です。今回は呼吸機能を高め、姿勢の改善や体幹を強化するヨガのポーズをご紹介します。
●ブジャンガーサナ(コブラのポーズ)
1.うつぶせになり、手を肩の横に置く。
2.息を吸いながら両手で床を押して上体を起こす。
3.目線を斜め上方向に向け胸を開く。首や肩に力が入りすぎないように耳と肩を遠ざけるよう意識する
4.ポーズをキープして深い呼吸を5呼吸行う。
背中を無理に反らないように気を付けて深い呼吸が出来る位置を見つけて行いましょう。
●バリガーサナ(閂のポーズ)
1.膝立ちになり両手を腰にそえる
2.右膝を立て左股関節を90度外に開く
3.左手は左膝軽く添えて息を吸いながら右手を真上に上げる
4.息を吐きながら真横に左膝を伸ばし、上半身を左側へ倒す。このポーズをキープして深い呼吸を5呼吸行う。
背筋を真っ直ぐに伸ばし体側の伸びを感じて気持ちよく呼吸しましょう。
 1日約2万回ほど行うと言われる呼吸。呼吸の質をあげて健康な毎日をおくりたいですね。
by ヨガインストラクターChieko
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