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有効な感染症対策

ブログ 2020.12.30

 免疫力を高めることを謳った色々なサプリメントや健康食品が出回っていますが、それよりも日常の過ごし方や取り組みが重要になってきます。その取り組み方を紹介させていただきます。
1.腸内環境を高める食生活を
 『腸-唾液腺相関』といって、腸と口腔内の免疫状態には関連性があることがわかっています。腸内環境がよければ、腸管粘膜の免疫力が高まっていると考えられますが、それだけでなく口腔内の免疫力も自然と高まり、全身の免疫力が高まります。食物繊維を多く含む野菜や果物、納豆などの発酵食品は腸内環境を整えると言われています。発酵食品の納豆と食物繊維が豊富なアボカドといった組み合わせで食べたり、さばやいわしなどに多く含まれる『オメガ3系脂肪酸』は、腸内の免疫に有益だと確認されています。また、高脂血症、高血圧、糖尿病の3大生活習慣病を招きやすい肉中心の高脂肪食は、極力避けてないとIgAの量を著しく減少させるので注意が必要です。
2.噛む回数を増やし唾液の量を増やす
 体内の“水際”である鼻や喉からのウイルス侵入を防ぐには、唾液量を増やすことも効果的です。マスク装着で、唾液分泌量がへっているので、咀嚼回数を増やして唾液量を増やせば、そこに含まれるIgAの量も増えます。調理時に大きめに食材を切ったり、硬い食材を取り入れるなど、咀嚼回数が増える工夫をしたいものです。
3.1日30分程度の軽い運動
 食事以上に重要なのが運動です。運動によって腸の動きや、気道から異物を排出する「線毛運動」が活発になります。また、運動することで筋肉の働きが良くなり、体温が上昇して血流がよくなると、免疫アップに必要な栄養素や酸素が全身に運ばれやすくなります。また、筋肉が収縮するときに分泌するマイオカインが免疫を強化することも確認されています。
4.ストレスをためないこと
 ストレスをためると血流が悪くなり、充分な栄養や酸素の運搬が阻害されて、IgAなどの働きが低下します。50代以下で激しい風邪をひいたことがある人を対象にした報告があり、風邪をひいた回数とその年に起こった出来事を調査すると、風邪をひく回数が多い人は、そのタイミングに就職や転勤、配偶者との死別など、精神的にストレスとなる出来事があったことが確認されています。
5.常用薬が免疫の働きを阻む
 胃酸をおさえる薬を常用したり、風邪薬や抗生物質を多用していると、我々の身体を守ってくれる常在菌とのバランスが崩れ、免疫の働きを阻みます。
免疫力を落さないようにすることを意識して過ごせば、感染症知らずの冬が過ごせます。
by ボヤッキー
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