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　一年の中で最も暑くなるこの時期、熱中症にならないために、どんなことを心掛けていますか？
　熱中症は、頭痛や立ちくらみといった、症状の軽い物から、重度の場合では、命を落としてしまう可能性もある恐ろしい状態です。今回は発症させないための対策をご紹介していきます。
①こまめな水分補給
　のどが渇いたと感じる前に、水分を摂るようにしましょう。冷水は、一気に飲むと胃腸など内臓を冷やして食欲不振や腹痛の原因になります。一口ずつゆっくり飲みましょう。
②カフェインやアルコールに注意
　アイスコーヒーやビールは、飲み過ぎに注意です。身体を冷やし過ぎてしまうのはもちろん、カフェインやアルコールには、利尿作用があるので、水分補給にはなりません。
③塩分、糖分を摂り過ぎない
巷では、水と一緒に塩分の摂取を勧める声も聞かれますが、普段から普通に食事を摂っている方は、充分に塩分摂取できているので、敢えて摂る必要はないでしょう。過剰な塩分、糖分摂取は、逆に脱水症状を起こします。
④規則正しい生活
　生活リズムが崩れると自律神経も乱れやすくなり、体温調節がうまく行われません。汗がかけないと身体に熱がこもり、熱中症の原因となります。
⑤適度な運動習慣
運動習慣のある人の汗と運動習慣のない人の汗には違いがあります。運動習慣のある人の汗は、蒸散しやすく気化熱によって、体温上昇を防いでくれます。逆に、運動習慣のない人の汗は、汗腺の働きが悪いためにミネラル分を多く含み、蒸散しにくく体温調節にうまく働いてくれません。また、普段から身体を動かしていると、暑さに身体が慣れ、少しの身体の変化にも気付きやすく、症状が悪化する前に、対策を打つことができます。
　どれも重要なのですが、食事を含めた規則正しい生活は、熱中症予防だけでなく、身体を健やかに保つ基本ではないでしょうか。
by chirune

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