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　目のかすみの多くは、目を酷使しすぎたことによる目の筋肉の疲れや老眼によるものです。日常生活でできる予防法を紹介していきましょう。
　まずは、こまめな休憩をとることを心掛けましょう。長時間にわたってモニターを凝視する仕事では、間に休みをはさみましょう。目の疲れをとる体操やマッサージ、蒸しタオルをまぶたの上にのせて温めるなど、血行の改善と目の筋肉の緊張の緩和を促してあげましょう。遠視の場合は、たまに遠くを眺めるのも効果的です。また肩や首の凝りは頭部全体の血行不良に繋がります。肩甲骨から意識的に動かすよう肩を回したり、ストレッチをしてあげましょう。
　次に、パソコンと目の距離は40cm以上、テレビでは1m以上離すようにしましょう。またこれらの画面が自分の目より上の位置にあると上目使いの状態になり、より一層目が乾燥し、目のかすみを引き起こす原因になります。画面が目線より下の位置になるように、椅子の高さや配置などを調節しましょう。
　室内の明るさを適正にすることも重要です。とくに読書をしたり細かい作業をするときは部屋全体を明るめにするか、部分照明を活用しましょう。逆に、パソコンを使うときは読書のときよりも少し暗い室内照明のほうが目が疲れにくくなります。外の光がパソコンのモニターに映りこまないようにカーテンなどで遮光しましょう。
　紫外線を防ぐ水晶体は紫外線を受けることで、大きなダメージを受け弾力を失っていきます。白内障の予防や老眼を遅らせるためにも、UVカット効果のあるサングラスや日傘を活用しましょう。ちなみに色が薄いサングラスは、濃い物に比べて紫外線を通しやすいイメージがありますが、実はその逆です。目は、光がさえぎられると自然と瞳孔が開きます。したがって、色の濃いサングラスをすると瞳孔が開き気味になり、その分目に入る紫外線の量が多くなってしまうのです。目に入る紫外線のUVカットは、意外と色が薄いほうがすぐれているようなので、上手く使っていきたいですね。
By　ルン

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