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睡眠時の熱中症

ブログ 2022.07.08

 連日「熱中症で緊急搬送」と言うニュースを目にすることが多くなっています。実は、熱中症の約4割が夜間・睡眠時に発症しているそうです。熱中症の初期症状にあたる「気分不快・だるさ・めまい・立ちくらみ」などがあるのですが、睡眠中はそれらの症状を自覚できないため、睡眠中の熱中症は重症化しやすいという特徴があります。
 夜は日が沈み気温は下がりますが、昼間に壁や天井が暖められ、蓄えられた熱が放射熱となり、室温を高くするようです。また夜間の防犯のために窓を閉じることも多く、知らないうちに熱中症になりやすい環境になっています。また睡眠時にも呼気に含まれる水分や汗をかくことにより体内から500ml以上、多い人で1Lもの水分が失われるため普段の水分摂取が少ないと夜間の熱中症に繋がりやすいです。
 少し話を変えますが、人間の体内はほとんど水分でできています。乳幼児は約80%、成人は約60%、そして高齢者でも半分以上を水分が締めていると言われています。ここで一つ質問です。上記の水分ですが、体内のどこに1番保有率が高いでしょうか。血液に約8%、組織と組織の間に約20%、細胞に70%以上貯蔵されています。この細胞とは主に脂肪、筋肉を指します。脂肪の保水率が10~20%なのに対し、筋肉は75~80%もの水分を含むことができます。つまり先ほどの質問の答えは筋肉になります。
 コロナ禍で自宅に居る時間が増え、動かないことが原因で筋肉量の低下、筋肉の働きが低下したことにより体内の水分量が低下していることが熱中症患者の増加に大きくつながっていると考えられます。熱中症対策として、水分補給・適度な温度を保つためにエアコンの活用も大事ですが、自宅に籠りすぎずに常日頃から適度に身体を動かして筋肉の働きを落とさないことが現代人にはとても大事だと思います。
by コオロギ
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