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節分の由来

ブログ 2021.01.31

 今年の節分は2月2日です。節分の日付は暫く2月3日が続いていましたが、1日早い2月2日になるのは1897年以来124年ぶりです。これは国立天文台が観測・計算して発表する「立春」の日が今年は2月3日となったため、その前日である節分も1日早くなったというわけです。
 本来、節分とは季節を分けるという意味で「立春、立夏、立秋、立冬の前日」をさしますが、旧暦で新年の始まりと重なることの多い立春の前日は、春を迎えるのが新年を迎えることと、同じぐらい大切な節目だったため、室町時代あたりから節分といえば立春の前日だけをさすようになりました。中世の陰陽道では、年越しにあたる節分の夜は、一年の中で陰から陽へと秩序が最も変わる日とされ、このような日には、鬼が出やすいと考えられました。それを追い払うための行事が豆まきなのです。
 豆まきは、古代中国から伝来した「追儺(ついな)」という行事に由来します。平安時代では、鬼払いの役人が、弓と矢で魔物を追い払っていましたが、次第に広範囲にまく生命力を意味する豆にかわり、室町~江戸時代に庶民に広がったといわれています。鬼というのは邪気の象徴で「陰(おん)」に由来するといわれています。「陰」とは目に見えない邪気のことをさし、隠れて怖いもの「隠人(おんにん)」が変化したという説があり、災害、病、飢饉など、人間の力を超えた恐ろしい事象は鬼の仕業と考えられていました。
なぜ大豆?
 大豆には穀霊が宿るとされており、米と同様、神事に用いられてきました。大豆は米よりも粒が大きく、ぶつけた時の音も大きいので、悪霊を祓うのに最適であることや、魔の目に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)に通じます。ただし、豆まきに用いられる豆は炒り豆でなくてはならず、これは生の豆を使って、拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされているからで、「炒る」が「射る」にも通じます。つまり、「豆を炒る」=「魔目を射る」で「魔滅」となるわけです。
by chirune
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