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　５月に入り日差しも強くなり、紫外線が気になる季節となりました。紫外線は日焼けや皮膚のシミ、シワの原因となったり、また、皮膚がんを引き起こす可能性や、角膜炎や白内障といった眼への悪影響など、人体にとって有害であるというイメージが強いと思います。紫外線の浴びすぎにはもちろん注意が必要ですが、外出を控え一日中室内で過ごす事が多くなると、気づかないうちに体調不良を引き起こしてしまう事も少なくありません。健康を維持するためにはある程度「太陽の光を浴びること」も必要です。
太陽の光を浴びるメリットは
１）骨を丈夫にする
　紫外線B波を浴びることで体内ではビタミンDが生成されます。ビタミンDには、食物からのカルシウムの吸収を促し血液中のカルシウム濃度を一定に保つ働きがあり骨を健康に維持するのに役立ちます。骨量を保ち、骨粗しょう症を防ぐためにもビタミンDは必須といえます。
２）生活リズムが整う
　朝目覚めとともに太陽の光を浴びることで、交感神経が刺激され脳が覚醒して体内時計が整います。一日の生活リズムが出来ることで、体内リズムが整い、不眠の解消などにもつながります。
３）ストレス解消やうつ病に効果がある
　太陽の光を浴びることでセロトニンという神経伝達物質の分泌が促進されます。幸せホルモンともいわれるこのセロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、心のバランスを整える働きがあります。
　紫外線の量は季節や場所、時間帯によっても異なりますが、例えば、ビタミンDを作るための日光照射の目安として、夏場であれば両手両足に１５分～３０分程度で十分と言われています。体の負担を考慮し、過度の紫外線の浴びすぎには注意しましょう。
　紫外線のメリットとデメリットを知り、うまくつきあっていきたいものです
by　ヨガインストラクターChieko

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