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肝機能対策

ブログ 2021.04.12

 「肝心要」という言葉があるように、肝臓は人間にとって重要な臓器です。肝臓の主な役割は、食べものから摂った栄養を貯蔵し、必要な時にエネルギーに変える「代謝」と、アルコールや老廃物などの有害物質を無毒化する「解毒」、消化・吸収を助ける「胆汁の生成」等ですが、その働きは500以上もあるので、「身体の中の化学工場」と呼ばれています。手術で部分的に切除しても元の状態に戻るので、再生能力があるため、とても丈夫な臓器だと思われています。
 しかし、肝臓は、“沈黙の臓器”という別名がある通り、多少のダメージを受けても働き続けるので、自覚症状が分かりにくい臓器です。そして、自覚症状が出ないまま肝臓の機能が低下すると、糖や脂肪の代謝がスムーズに行えなくなって高血糖や脂質異常を招き、脂肪肝を引き起こし、さらなる肝機能低下を招くという“負のスパイラル”に陥ってしまいます。健康診断や人間ドックで、肝機能マーカーのγ-GTPに51以上、ALTに31以上など“要注意”の数値が出たにもかかわらず、放っておいたがために肝機能が悪化というケースもあります。
 新しい生活様式で仕事上の会食や同僚らとの飲み会が激減しアルコール摂取量は減ったかもしれませんが、在宅勤務のストレスでつい油っこいものや甘いもの、脂の多いお肉を食べ過ぎたり、睡眠や運動の不足など悪い生活習慣も、肝臓にはボディーブローのようにジワリジワリとダメージを及ぼします。
の対策の一つにブロッコリーの新芽ブロッコリースプラウトに多く含まれるスルフォラファングルコシノレートがあります。スルフォラファングルコシノレートには、解毒酵素の産生量を高める機能があるので、摂取することで肝臓の負担は減らせるかもしれません。しかし、それ以上に効果が期待できるのが、適度な運動と咀嚼です。適度な運動で、血液循環を促進させて肝臓に酸素、栄養素をしっかり送り、咀嚼で唾液の分泌量を増やして肝臓だけに解毒作用を任せっきりにしないようにすると肝臓の負担はグッと減ります。
新しい生活様式で、体調管理には普段以上に神経を使わざる得ない毎日ですが、肝臓マーカーがちょっとでも不安なら、今日からでも取り組みたいですね。
by スカラー
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