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起立性調節障害

ブログ 2021.05.20

 ベッドから起きるとふらつく、失神を繰り返す、ベッドから身体を起こせないなどの症状を訴える思春期の若い方に増えているようです。起立性調節障害といわれ、自律神経系の異常で立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がり過ぎたり、調節に時間がかかりすぎたりします。起立性調節障害の症状は、思春期には健常な子どもでも自覚することが多く、全てを疾患として扱う必要はありませんが、生活に支障をきたしている場合は疾患として扱われる事が多いです。また、朝起きられないことから、不登校になる割合も多く、起立性調節障害小児の3分の2が不登校で、不登校小児の約半数が起立性調節障害を合併していたというデータもあります。
以下のポイントを気をつける事で症状の改善を見込めると思います。
①なるべく水分と塩分を摂る
起立性調節障害の子どもは血液量が少ないので、循環している血液量を増やすために、水分と塩分をしっかりと摂ることで症状は軽減します。味噌汁は、水分と塩分を同時に摂れるので有効と言われています。
② 日中は寝転がらない
 日中は座ったり、どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くし、高い位置に血液を送るための調節を自律神経が忘れないようにすることが大切です。できるだけ身体を動かすようにすると調節機能も上がってきます。
③ 立ち上がるときはゆっくり立ち、長時間の起立はできるだけ避ける。
 急に立ち上がらずにゆっくり立ち上がり、うつむきながら起立して最後に頭を上げるようにします。長時間同じ姿勢で起立していると下半身に血液がたまり、頭の血液が不足がちになります。
④ふくらはぎの働きを高める
 血液の循環に大きな役割を果たしているのは、筋肉です。第二の心臓とも言われるふくらはぎの筋肉を動かすようにすることで血液循環の改善になりますが、全身の筋肉の働きを高めることも行いたいですね。
これらのことを意識すると改善は見込めると思います。
①〜④を伝えましたが、あくまで自律神経を整えるためには「食事・運動・睡眠」が最も大事です。これらの3つは、どんな症状でも効果が高く、必要なのだと思います。
by コオロギ
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