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　「首は年齢を隠せない」といわれるように首は若さのバロメーター。意外に人からもしっかり見られています。しわやたるみが目立ってきたり、太い、短く見える等、これらは年齢よりも老けて見える印象を与えかねません。原因としては、加齢による筋肉の衰えの他、普段の生活の中での姿勢の崩れが大きく影響しています。デスクワークやスマホの長時間の使用は、どうしても前傾姿勢の状態が長くなりがちです。すると、頭を支えている首に負荷がかかり、首の筋肉は知らず知らずのうちに緊張して凝り固まってしまいます。緊張状態が続くと肩が張ってきて、首が太く、短く見えるということになります。
　また、むくみも首が太く見える原因の一つです。首はむくみの出やすい場所の一つであり、姿勢の崩れから血行不良になり、リンパの流れも悪くなることでむくみやすく、脂肪もつきやすくなります。肌の新陳代謝も悪くなるため肌のターンオーバーが乱れ、しわも定着してしまうのです。更に、首の上部には自律神経の中枢である脳幹があるため、首に負担をかける生活を続けていると、ホルモンバランス、メンタルバランスにまで影響を及ぼしかねません。普段からセルフケアをして改善していきたいところです。
首や背中の筋肉をほぐし胸を開くヨガのポーズをご紹介します。
魚のポーズ（マツヤーサナ）
１．仰向けになり両足をそろえる。両手を手の平を下にしてお尻の下に置く。
２．つま先を天井に向け手の平と肘で床を押しながら胸を天井方向に引き上げていく。
３．上体を引き上げたら頭頂部をそっと床につける。この時頭に体重をかけにように両肘でしっかり体を支え5呼吸する。
４．ポーズを解放するときは両肘で床を押してまず頭を持ち上げ、背中からゆっくり床につける。
手の平と肘で床を押すときに肩甲骨を引き寄せるイメージで行いましょう。胸が開き呼吸が深まり自律神経が整いやすくなります。
胸を大きく開き背中の筋肉をほぐすことで姿勢改善が期待できます。デコルテや顔周りの血流をアップさせるためむくみ解消、くすみの解消などにも繋がります。
by　ヨガインストラクターChieko

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