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骨盤底筋群の重要性

ブログ 2019.08.08

 尿漏れ防止に働く筋肉として「骨盤底筋」をご存知の方も増えています。この筋肉は、いくつもの薄い筋肉や靭帯が折り重なっているため、「骨盤底筋群」とも呼ばれています。単独での活動より、他の筋肉と連動して働きます。例えば、腹筋と密接な関係で機能し、腹圧をコントロールし、体幹部の安定に働いています。
 骨盤底筋群は、骨盤の前面下部中央にある恥骨から、後ろの尾骨までをつなぐ、ハンモックのような形をしている筋肉です。人間が二足直立で歩きはじめた頃から、胴体、つまり骨盤の底に、生殖器や内臓器を受け止めたり、サポートする役割も担っています。具体的なサポートは、排尿、排泄、分娩などの生理機能のコントロールや、前立腺や子宮などの循環促進などで、多岐にわたります。
 骨盤底筋群の機能低下(緩み等)は、尿漏れに代表されるような症状が表れることにもなり、日常生活に支障をきたします。年齢を重ねるごとに、表われ易いと言われていますが、若年者での尿漏れが増えていることを考えると高齢特有の症状ではないと言えます。さらに、重篤な状態では、生殖器や内臓器が下垂して、子宮脱、臓器脱などの症状が出てしまいます。そこまで重症化しなくても、下腹部の突出やボディラインの崩れ、腰痛、股関節痛などの障害を発生させてしまいます。
 骨盤底筋群の活性化は、上記の予防や改善になるだけでなく、骨盤内の、血流やリンパの流れを促進し、子宮や卵巣の環境が整って、女性ホルモンのバランスを築くことが期待できるので、更年期障害や子宮がん、乳がんなどの予防にも繋がります。
 骨盤底筋群を活性化させるには、腹筋運動と下肢の内転筋運動が有効です。両方を一度に活性化させる運動が、四股踏みです。大きく脚を開いて、深くしゃがみ込み、太ももの内側とお尻に力を入れるようにして立ち上がります。最初は、椅子などを持った状態で行ってみてください。できるようになれば、何も持たないで10回を1セットで、3回セットを目安に取り組んでいただくと嫌な尿漏れが解消されるだけでなく、スリムで引き締まった脚とお尻になっていますよ。試してみてください。
by 頃僕来
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