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ストレッチ神話崩壊?

 運動前にストレッチ(静的ストレッチ)を行うと、発揮される筋力が低下することが多くの研究で確認されています。米国ジョージア州のジョージ・メイソン大学で、ハムストリングス(大腿の後面の筋肉)に30秒間の静的ストレッチを行わせて、その筋肉の1RM(一回だけ上げられる最大重量)にどのように影響があるかを調べて、報告しています。この結果によると、30秒間の静的ストレッチを1セット行った場合には、5%の筋力低下が認められ、さらにストレッチのセット数が増えるごとに筋力への影響は大きくなり、6セットを行った場合には約15%の筋力低下が認められたと報告しています。この理由は、ゆっくりと筋肉を伸長させることは筋肉の鎮静作用を促すことになるからだということです。これから動かさなければならないときは、筋肉は活動準備のために少し緊張があるほうが出力は大きくなると考えられます。
 ストレッチが全く良くないかというとそうではありません。ウォーミングアップとしては、不向きですが、クールダウンとしては、筋肉の鎮静作用が高いことを考えると有効と思います。また、ダイナミックストレッチやバリスティックストレッチは、ウォーミングアップとして取り入れても筋力低下に至らないと報告されています。
 準備運動には、ストレッチを行うことが良いように言われていましたが、一般的なゆっくりと関節を伸ばすようなストレッチは、準備運動で行うのは有効ではないということです。もし、準備運動にストレッチを取り入れるなら、まずストレッチを行ってから、カーディオマシン(エアロバイクやウォーキングマシンなど)を行い、それからトレーニングを行うことをお勧めいたします。そして、トレーニング後、運動後は、ストレッチを行うようにして、筋肉の作用を鎮静してください。疲労の回復の促進が期待できそうです。
by 自奇留
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