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パスタは、太る? 後編

 前回に続き、太ると思われているパスタを太り難い調理法と、太り難いメニュー・太り易いメニューを解説します。
パスタの太り難い食べ方?
 簡単にできる方法が、パスタを硬めにゆでること。噛み応えがあるため満足感につながり、食べ過ぎを抑えることができます。また、冷製パスタにするのもおすすめです。もともとパスタは他の主食に比べて食物繊維が多く含まれていますが、冷やして食べることで糖質の中のレジスタントスターチという成分が食物繊維と同じような働き方をしてくれるので、腸内環境に働きかけ、便秘の改善や、血糖値の上昇を抑えてくれます。例えば、具材には、食物繊維を多く含みかみ応えのある野菜やキノコ類をたっぷり使用して、オリーブオイルとニンニク、唐辛子を合わせてペペロンチーノにすることで、全体のカロリーを抑えて、更に油を吸収し難くしてくれます。一般的なペペロンチーノでは、食物繊維が摂取できませんが、野菜やキノコ類を使うことで、ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できるため、スムーズに代謝を促してくれます。また、運動をしている人なら、脂質の低いささみや鶏胸肉、あさりやエビなどの魚介を加えることで、筋肉を作るもととなるタンパク質も摂取でき、筋肉による脂肪燃焼作用も期待ができます。
 逆に、動物性脂肪を多く含む生クリームやチーズなどの乳製品、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉をソースや具材に使う場合は高カロリーになりやすいので注意が必要です。カルボナーラは、生クリームにベーコン、チーズを使用するため脂質が多く、また、たらこスパゲッティも、バターの脂質やパスタの糖質の吸収をブロックしてくれる具材がほとんどないため、太りやすいメニューと言えるでしょう。意外にも、具材が少ないメニューが、炭水化物と脂質がメインの成分となり、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維がとれないため栄養バランスが悪く脂肪の蓄積につながります。
以上のことに気を付けて、運動と合わせて取り組むことで、更に太りにくくなると思いますよ。
by chirune
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