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マスクで逆効果?

 新型コロナウイルス感染症の感染対策に欠かせなくなったというマスクですが、マスクの下で口呼吸が増えているようです。口呼吸は、健康にも美容にも良くないですが、慣れないマスク装着につい息苦しさから、つい口呼吸になってしまいます。
嗅覚研究所を主宰する医学博士は「マスクの着用で口呼吸が習慣化するのが心配。口呼吸はごみや細菌を取り除く鼻のフィルター機能が働かない上、嗅覚が低下すれば認知症にもつながる。口を閉じないことで口周りの筋力が低下し、美容にも悪い」と指摘しています。
 アンケートによるとマスクの下で口呼吸と答えた人は、「いつも口呼吸になっている」が42%で、「時々口呼吸になる」が33%となっていて、口呼吸になってしまう人が70%以上になっています。また、夏にマスクをすることはほとんどなかったのですが、新型コロナウィルス感染症の感染防止が習慣化されるとマスク着用がマナーになるかもしれません。気温が上がると、息苦しさからさらに口呼吸が増える可能性があり、口呼吸が習慣化すれば、秋以降に風邪やインフルエンザにも感染しやすくなります。
 どうしても口呼吸になってしまう場合は、対策としてマスクの下でガムをかむと鼻呼吸になり易いようです。また、マスクを外した時に鼻でしっかり深呼吸するだけでも、鼻呼吸を意識する習慣が身に付きます。更に、アロマスプレーでマスクにペパーミントやユーカリの香りを付けると、鼻呼吸を意識しやすく、清涼感も得られます。
本当の感染予防は、マスクより鼻呼吸です。マスクは、感染している人が感染を抑止させるための対策です。感染していないなら、マスクはしないようにし、しっかり鼻呼吸をしてくださいね。
By 太久籠
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