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 涙の成分は約98.0%が水で、そのはか,約1.5%のナトリウム・カリウム・アルブミン・グロブリンなどのほか、約0.5%のたん白質がふくまれています。涙が塩辛く感じるのはナトリウムが含まれているからです。なお、涙のPHは7.5~8の弱アルカリ性です。
 まばたきをすると、涙が一定の厚みで目の表面を覆う状態がしばらく維持されます。これを涙の安定性といいます。涙は、単に目を潤しているだけではなく、目の機能を正常に保つために大切な働きをしています。主な働きとして、目に入ったゴミを洗い流す。角膜に栄養や酸素をはこぶ(目の表面には血管がないため、涙によって酸素や栄養が運ばれています)。目の表面の細菌を殺す(涙にはリゾチームという殺菌作用をもった物質が含まれています)。角膜の光学的な性質をより発揮できるように高める(目の表面を涙が潤して滑らかにすることで、光が正しく屈折して物を鮮明に見ることができる)。などが挙げられ、これらの大切な役目をしている涙がもし出なくなってしまうと、角膜が乾燥してやがて混濁し視力障害を起こしてきます。
 涙には、常に目を潤している基礎分泌性の涙があり、起きているときには涙はいつも分泌されています。そして、知らず知らずのうちに鼻の方へ流れていきます(寝ているときは、涙はほとんど出ません)。他にも、目にゴミが入った時など刺激を受けて出る反射性の涙のほか、うれしい、悲しいといった感情が引き金となって流れる情動性の涙があります。ちなみに嬉しい、悲しい時は副交感神経が働き、薄い水っぽい涙が流れ、悔しいときや腹が立つ時は交換神経が働くので、塩からく、しょっぱい涙が出るようです。この情動性の涙は人間特有のもので、ほかの動物にはみられません。また赤ちゃんも生まれた直後では、まだ脳の発達が十分でないため、精神的・情緒的な興奮がなく、そのため涙は出てきません。
By ルン
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