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糖尿病

 食事をして血糖値の上昇が感知されると膵臓から“インスリン”と呼ばれるホルモンが分泌され、肝臓や筋肉でブドウ糖をエネルギー源に換え、脂肪組織では“脂肪”として、蓄える仕組みが作動します。この仕組みが備わっているため、私たちの血糖値は飲食しても一時的に上昇しますが、すぐに正常値になります。しかし、糖尿病と言われる状態では、インスリンの分泌量が減少したり、インスリンのはたらきが弱くなったりするため、血糖値が高い状態が続くようになります。
 インスリンの分泌量やはたらきに異常が生じる原因としてもっとも多いのは、高脂肪・高カロリー・食物繊維不足などの食生活や、運動不足、ストレス、睡眠不足、喫煙習慣などの生活習慣の乱れが挙げられます。このような生活習慣の乱れによる糖尿病を“2型糖尿病”と呼び、全ての糖尿病患者の95%以上を占めるとされています。一方、糖尿病の中には免疫のはたらきの異常により、インスリンを産生する膵臓の細胞が破壊されることで発症するタイプを“1型糖尿病”と呼ばれ、明確な発症メカニズムは解明されていません。
 1970年頃から一般家庭での食肉の普及から糖尿病は、増え始め、現在では糖尿病患者が1000万人、予備軍を含めると2000万人を超えると言われています。食事が、一般的な日本食から欧米食の変遷により、脂肪など偏った栄養素の過剰摂取が一番の原因と考えられますが、運動不足に因る筋肉の糖の取り込み能力、インスリンコントロール等の低下も大きく影響しています。糖尿病は進行すると網膜症や腎症、神経障害などの合併症を引き起こす可能性がありますが、昨今の糖尿病の負の面を強調した情報が社会における糖尿病に対する偏見を助長して、誤った情報により糖尿病に対する負のイメージが定着してしまっています。
 血糖値が下がらないような生活習慣に見直して、合併症にならないようにすることが大事です。だから、バランスの取れた食事、適切な運動を継続する事が重要で、特に運動して筋肉のAMPキナーゼを活性化させることは、米国の糖尿病治療にも積極的に取組まれているので、薬服用だけの取り組みは、根本的な改善には繋がりません。
by 宮古島サイダー
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