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肺炎予防

 最近、食事中に「むせる」ことが多くなってきた、声がかすれたり、出難くなってきた等の違和感がある人は、喉の老化が原因かもしれません。「食事中に食べ物や飲み物が気管に入って、むせたりせき込んだりすることが、40代頃から少しずつ増えていきます。これは、のどの老化の始まりで、誤嚥しやすくなってきたサインです。食べ物や唾液、逆流した胃液などが、口からのどと食道を通って胃に送られるはずが、誤って気管や肺に入ってしまうことを誤嚥と言います。このとき、細菌が含まれていると肺で炎症を引き起こし、誤嚥性肺炎になってしまいます。
 厚生労働省が発表した「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、昨年の誤嚥性肺炎による死者数は4万2746人で、3年連続で増加しています。肺炎を予防するには、歯磨きやうがいなどの口腔ケアをして口の中を清潔に保つことが有効というエビデンスもあります。これに加え、のどが衰え始める40代から、のみ込む力や異物がのどの奥まで侵入すると気道の表面にあるセンサーが察知し、脳に伝え、のどに吐き出すよう指示を出し、せきを起こさせる反射(せき反射)が衰えないように呼吸機能を向上させる取り組みが必要です。呼吸筋と言われる横隔膜、肋間筋がしっかり働く運動に取り組んでいただくことで、咳反射は回復していきます。具体的な運動として、大胸筋を主動筋とするエクササイズ(腕立て伏せ等)や広背筋を主動筋とするエクササイズ(懸垂等)、腹筋運動も有効です。これらの取り組みで、誤嚥性肺炎のリスクを下げるように心がければ、健康寿命を延ばすことに繋がります。少しづつで構いませんので、取り組んでみてください。きっと声のカスレなどもなくなってきますよ。
by 筋治老
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