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脳の機能を落さないために

 インターネットにアクセスして指を動かせば、食材が家まで届くまでに便利な世の中になりました。しかし、これらの生活様式は、「脳の進化をはるかにしのぐ速さで変わった」「私たちの生活様式の変化に、肉体が追いついていない状態」と考えられているようです。
 私たちが身体を動かす機会は大幅に減っているわけですが、現在でも狩猟採集生活を行うハッザ族、農耕生活を営むアメリカのアーミッシュ、そして欧米の一般人の歩数を比較したところ、前者2つが1日1万〜1万4000歩、現代人が6000歩と2倍の差がありました。これはあくまで現代を生きる人間同士の差です。数百年前と現代の一般人を比べると、数倍、数十倍となってもおかしくないでしょう。
 遺伝子に大きな変化が起きるまでには、数万年が必要といわれています。しかし、工業社会が始まり、人類が「体を動かさなくてよくなった」のはほんの200年前に過ぎません。つまり生物学的には、私たちの脳はまだサバンナにいる状態です。人類の歴史において、ほとんどの時代、身体を動かさなければ食料を手に入れることも、生き延びることもできませんでした。そのため、私たちの脳と身体は動くのに適したつくりになっています。
 体を動かさないことは脳の存在理由と矛盾してしまい、その結果、不安にとらわれて悲観的になったり、物事に集中できなくなり、脳のさまざまな機能が衰えてしまうと考えられます。脳は身体を活発に動かすとドーパミンを放出して気分が爽快になるようにプログラムされていますが、脳は1万年前からほとんど進化していないため、現代の私たちにも、このメカニズムが残っています。トーマス・エジソンが「身体の主たる機能は、脳を持ち運ぶこと」と言葉を残していた程、脳なくして体は動かせない、体を動かさなければ、脳も機能できないので、我々にとって運動は必須になりますね。
by コオロギ
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