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パーキンソン病

ブログ 2022.12.08

 パーキンソン病は、中脳の黒質という部分で神経伝達物質のドーパミンをつくる細胞が減り、体の動きに障害が出る難病で、国内には15万~20万人の患者がいます。米俳優の映画「バックトゥザフューチャー」主演マイケル・J・フォックスさんが29歳で発症したことが知られていますが、若年性パーキンソン病の割合は1割ほどに過ぎません。50代以降の患者が多く、65歳以上の高齢者では100人に1人と言われており、高齢化とともに各国で患者が増えております。
 主な症状は、「動作が遅くなる」、「手足が震える」、「関節などが固くなる」、「体のバランスが取れなくなる」などで、便秘や睡眠障害、うつ病といった症状が出ることも多いようです。ゆっくりと進行し、かつては「発症から10年後には寝たきりになる」ともいわれていました。
 治療の基本は薬物療法で、ドーパミンを補充する薬のほか、ドーパミンの代わりになる薬、ドーパミンの効果を高める薬などを使うことで、長期間、症状をコントロールできるようになります。しかし、病気が進んで薬の効き目が悪くなると、胃に穴をあけて小腸まで管を通し、体の外からポンプで持続的に薬を届ける持続経腸療法と、頭蓋骨に穴をあけて脳に電極を差し込み、体内に埋め込んだペースメーカーで脳を刺激する脳深部刺激療法(DBS)の治療法が提案されます。どちらを選択するのかは、年齢や認知症の有無、治療薬への反応などをもとに検討するようです。
 そして、リハビリテーションも、症状の緩和に効果があることが確認されており、4年前に改訂された日本神経学会の診療ガイドラインには、体を動かす運動療法のほか、言語訓練や音楽療法などの有効性が盛り込まれています。病気の進行を抑えられるし、認知症の予防にもつながるなど、早期から進行期まで、どのステージにおいても有効性が高く、早期からリハビリを始めた方が良いと認められているので、なるべく早くに取り組むようにする方が良いです。また、パーキンソン病が、抗生物質の多様に因って、脳内の神経伝達物質を作成し、コントロールしている腸内細菌が乱されてドーパミン合成ができなくなっているとフィンランドのヘルシンキ大学の研究チームが発表しています。抗生物質の利用を控えるようにすることも大切です。
by 頃僕来
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