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妊娠時の運動

ブログ 2021.03.10

 妊娠をした際に、今まで通り運動を続けて良いのか、安静にしておく方が良いのか、また運動をした方が良いのか、と誰しも慎重になると思います。従来の考え方として、「妊娠12週までは流産になる事が多い為安定期に入るまでは安静にしておいた方が良い」などなんとなくそう感じてる方も多いと思います。しかし、おむつで有名なおむつメーカーの公式サイトで妊婦スポーツの専門家でもある産婦人科医は、「そんな事ないです。妊娠12週までは、運動するしないに関係なく、染色体の異常などで15%くらいの方が流産します。ですから、特に行動を制限する必要はなく、カナダでのアイスホッケー女子プロチームの規定では、妊娠12週までは普通に練習や試合に参加するように、と定められているんですよ」と発言しています。
マタニティスポーツのメリットは、出産時も産後にも効果があったことが、科学的に証明されています。
妊娠中に15週以上、運動していた人の産後効果
・産後の疲労回復が早い
・母乳の出がよい
・産後の骨密度が保たれる
・マタニティブルーの発生率が低い
スポーツを中止する目安
○痛み・出血がある
○めまいがする
○失神する
○急な動悸・息切れ
注意点
○ストレッチはがんばりすぎない
 妊娠すると関節を緩めるホルモンが分泌されている為、無理に開いて関節を痛めるというリスクがあります。
○ 長時間のあおむけのポーズ
 赤ちゃんの重みで血液の循環が悪くなるため。あおむけのままでいると血圧が下がることがあるので、少し注意が必要です。
 妊娠中の運動は母児の健康に対してほとんどリスクが無いだけでなく、肥満を予防し、心肺機能を強化することで妊娠高血圧症、妊娠糖尿病、肺塞栓症など様々なリスクを回避できると研究報告もあります。その他に産後うつの発症率も下げ、むしろ妊娠中に運動しない理由がありません。実際多くの国のガイドラインで産前に運動習慣があった人は引き続き運動するように、これまで運動してこなかった人には、これを機会に運動するよう助言しましょうということになっています。是非取り組んで、母子ともに健やかに保っていただきたいと思います。
by コオロギ
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