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　4月になって、入学された方、新社会人になられた方、異動、転職、退職等で新しい環境になられた方が多い季節ですね。そして、この時期から運動を始められる方が、多くなる季節でもあります。ですが、始めたばかりで意欲の高い方ほど怪我や身体の不調に繋がる場合があります。では、それがなぜかですがトレーニングには原則があります。基本的に「意識性の原則」「全面性の原則」「反復（継続）性の原則」「個別性の原則」「漸進性の原則」という5つの原則があります。その中でも「個別性の原則」と「漸進性の原則」がかなり重要になってきます。
「個別性の原則」とは
　「個人の特性や能力に合わせたトレーニングをしましょう」という原則です。年齢・性別・体力・生活環境等を加味してトレーニングをする必要があるという事です。加えて現状の身体の状態がどんな状態かも大切になってきます。因みに、当方に来られる方のほとんどが筋力のアンバランスや関節可動域に差があります。身体の機能やバランスが崩れている場合に闇雲にする運動は逆効果になったり身体にとって負担になり得る事がほとんどです。例えば、肩の関節可動域に差がある状態だと上半身の運動では肩の関節に負担がかかりやすい等があります。
「漸進性の原則」とは
　「運動の強度や負荷、難易度は徐々に上げていく」という原則です。負荷や強度が同じままだとトレーニング効果は少ないですが、急に上げると怪我のリスクが増えるのでそのあたりを考慮するという事です。意欲の高い方は、あれもこれもと種目を増やしたり、重量等を一気に上げたりされる方がいます。しかし、自分の体力や身体レベルに見合っていないエクササイズや負荷を選択する事になってしまい、ケガなどに繋がってしまいます。特に、ご自身で取り組む際は、このあたりを気をつけましょう。他にも睡眠不足、二日酔い、過食なども運動時の怪我のリスクを高めたりするのでお気をつけください。
by　スクープ

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