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　気温が高くなって薄着になってくると「夏が来る！痩せないと！」と意気込む方も多いと思います。無理なダイエットは身体に良くないし、健康的に綺麗に痩せたいと誰しもが思っているはずです。しかし、それでも痩せたいという気持ちが強く、1ヶ月でマイナス10キロなど無理に痩せようとしてしまう方が多いのも現状です。そもそも急激なダイエット、無理なダイエットはどう身体に悪いのでしょうか。
○栄養不足
　極端に偏った食事、少ない食事による栄養不足が様々な悪影響を及ぼします。
ⅰ 免疫力の低下
体に不可欠なミネラルやビタミンが不足することで、免疫システムの機能が低下します。
ⅱ 髪や皮膚のダメージ
栄養不足が髪に現れれば、ツヤがなくなり、抜け毛も発生するかもしれません。同様に、お肌も乾燥し、たるみがひどくなり年齢よりも老けて見え、ニキビなどの肌荒れが起きることもあるでしょう。
ⅲ 脱水症状
ほとんど食べないダイエットを行うと、どうしてそんなに急激に体重が落ちるのか、不思議に思ったことはありませんか？　それは、体内に元々蓄えていた水分が減るからです。
○痩せにくい身体へと変化
　ダイエットとして糖質制限が流行していましたが、糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたもので身体を動かすエネルギー源となります。また、糖は、脳のエネルギー源でもあるので、糖質を完全に抜いてしまうと、身体はエネルギー不足となってしまい、筋肉などのたんぱく質を燃焼させエネルギーにしてしまいます。筋肉の少なくなった体は「消費カロリーが少ないカラダ＝太りやすいカラダ」となります。つまり筋肉が減ると、基礎代謝量が下がり痩せにくい身体になります。そして、無理な食事制限は続かずに普通に食べてしまうと、基礎代謝が下がっているため、リバウンドするのは当然と言えます。
　咀嚼の回数や食べる時間帯などを見直し、身体を適度に動かすことで、筋肉の働きを高めて基礎代謝をあげ、健康的に痩せやすい身体を一緒に目指しませんか？
by　コオロギ

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