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　爪は、皮膚が角質化したもので（鳥のクチバシや動物のツノと同じ）、主にたんぱく質の一種（ケラチン）でできています。ツメは12～16％程の水分を含みますが、季節によって多少変わってきます。あと、マニキュアをされる女性は多いと思いますが、除光液は爪の油分を奪うため、かなりダメージを与えるようです。ツメを大切にする為には、手のケアと同じで水分・油分を補うことと、身体の内側からのケアも重要です。ツメ＝カルシウムと思いがちですが、爪に必要な栄養素はたんぱく質・ビタミン・ミネラルです。これらは髪の毛のケアにも良いですよ！
　さて、爪の根元の方にある白い部分は、「あるかないか」で話題になりますが、この部分は「爪半月」といって、角質化される前の新しい赤ちゃん爪で、水分を多く含むため白っぽく見えます。爪半月が見えているかいないかで健康かそうでないか、とよく聞きますが、あまり関係ないようです。爪半月の有無は、遺伝や年齢・手作業の頻度に関係します。そして、ツメの伸びるのが速い人ほど爪半月は、現れ易いことが確認されているので、健康な人は爪半月が大きいと言われるようです。爪半月の大きさは健康とは関係が少ないですが、爪半月の色が青っぽかったり赤っぽかったりする場合は、疾患があるコトが考えられようなので、確認が必要です。
　そして、爪の「アマカワ」ですが、爪を守るために必要なので、取り除きすぎると爪には良くありません。マニキュアをされる方は、甘皮を処理したりしますが、取り除きすぎると炎症を起こし、そこから細菌感染する危険性もあります。指先の血流が悪い場合、甘皮は約２～３mmに伸びてくるそうです。もし、甘皮を処理されるなら、お風呂上がりにオイルやハンドクリームなどで甘皮を柔らかくしてからやさしくマッサージすると、キレイに取れ易くなります。手・指先は、年齢が出やすいので、ハンドクリームでのケアだけでなく、適度な運動、バランスの良い食事も意識してくださいね。
by　珍香鈴

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