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　カボスと同じ香酸柑橘類で、緑色の未熟果が市販され使われています。酢橘（すたちばな）漢字にあるようにお酢として使われていたことにちなんでついたそうです。万葉の昔から徳島の地に原生していたとの説もあり、国内生産の９割以上が徳島県で生産量全国１位で、その花は徳島県の県花にもなってます。
　スダチは、食酢に使われていたとあって、強い酸味が特徴です。正体はクエン酸ですが、栄養素として、カルシウム、カリウム、ビタミンA、E、Cが、レモン以上に含まれています。これらの栄養素は本来、捨てられてしまう果皮に多く含まれています。また、果皮に含まれている栄養のスダチチンは注目です。糖尿病の改善、抗炎症作用などの効能も期待できる等、近年の研究によって健康効果が明らかになってきた成分です。
５月にたくさんの花を咲かせた我が家のスダチ。
暑い日が続いてますが、実も大きくなってきました。
これからだとサンマなどの焼き魚、お刺身。松茸には付き物でしょう。夏には、スライスしたすだちをたっぷりとのせた、冷たいおうどんも、お店で見かける定番メニューですね。そのほか鍋料理や唐揚げにと大活躍です。また、炭酸水、お酒に絞って飲む方も多いと思います。ミネラルウォーターの味変にスダチをしぼるスタッフもいますよ。皮の部分に栄養素が多いため、すりおろして薬味に使ったり、飲み物入れるなどして、できればそのままいただきたいですね。
　一般的には、未熟な状態で食べるスダチですが、黄色くなって酸味はまろやかになりますが、もちろん食べれます。鍋物がおいしくなる頃、我が家では黄色く大きくなった実で、ポン酢を作るのが恒例行事です。
by　健幸運動志同士　みさぽん

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