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カルシウム吸収阻害?

ブログ 2024.04.10

 骨粗鬆症を予防するためにカルシウム摂取が、勧められていますが、カルシウムをたくさん摂っても吸収を阻害するような生活習慣では、意味がありません。カルシウムの吸収を阻害する食事の仕方について確認していただければと思います。
1.ナトリウムとリンの取りすぎ
 ナトリウムとリンの過剰摂取はカルシウムの吸収を妨げてしまうので注意が必要です。塩分の多い食生活をしていると、ナトリウムの働きにより、カルシウムの尿への流出が促されて、過剰に体外に排出されてしまいます。また、加工食品やスナック菓子などに多く含まれるリンの取り過ぎは、小腸でのカルシウムの吸収を妨げてしまいます。カルシウムとリンの摂取割合は、1:1~1:2の割合が最も吸収のよくなるバランスで、それを越えてリンを取り過ぎるとカルシウムの吸収が悪くなります。
2.たんぱく質と脂質の取りすぎ
 たんぱく質が適度な量ならカルシウムの吸収量は促進されます。タンパク質を摂り過ぎると、尿の中にカルシウムを排出するため、高タンパクの食事でカルシウムを大量に摂取しても、一般的な食生活ほど吸収率は高くありません。脂肪の摂取も通常量なら問題ありませんが、過剰に摂取して吸収しきれない脂肪が多くなったり、胆のうや脾臓の病気で脂肪の吸収率自体が低下している場合などに影響がでてきます。
3.食物繊維とシュウ酸の摂り過ぎ
 食物繊維には、カルシウムをはじめとしたミネラルを吸着してしまう性質があるので、小腸からの吸収が妨げられてしまうのです。特にその作用が強いものとして穀類や藻類の食物繊維などが上げられます。そのため、食物繊維の過剰摂取は微量栄養素の無機質やビタミンの吸収率を低下させます。また、ほうれん草をはじめとした緑黄色野菜に含まれるシュウ酸は、カルシウムと結合しシュウ酸カルシウムとなって小腸から吸収されずに便として排泄されます。しかし、葉物の野菜は茹でることでシュウ酸を減らすことができます。
カルシウムを摂るばかりでなく、吸収を妨げる食べ方にも注意が必要です。
by 珍香鈴
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