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骨盤底筋は、重要!

ブログ 2019.01.28

 骨盤底筋の存在をご存知の方も多くなってきました。色々な筋肉や靭帯が折り重なっているため、「骨盤底筋群」とも呼ばれています。単独では、活動し難く、腹筋等の活動と関連しており、腹圧に影響を与えて、担っている役割はとても重大です。
腹部にある筋肉(腹直筋・内腹斜筋・外腹斜筋)は、体幹を動かすためだけではなく、腹腔の内圧を高めたり、内臓の位置を安定させるなどの働きがあります。
 図のように、骨盤底筋群はカラダの前面にある恥骨から、後ろの尾骨までをつなぐ、ハンモックのようなかたちをしている筋肉です。私たち人間が二本足で歩きはじめた頃から、胴体、つまり骨盤の底に、膀胱や子宮、直腸などの、生殖器や内臓器の負担がかかるようになりました。その負担から、カラダを守ろうと支えているのが、ハンモック状の骨盤底筋群です。
 この役割以外にも、排尿、排泄、分娩などの生理機能をコントロールしたり、腹腔内圧(腹圧)を安定させる働きがあります。特に、排尿などの機能には、筋肉と神経の互いの協力が必要で、高度な働きを求められるのです。ですから、骨盤底筋群の機能を低下は、身体に良くない症状として表れることになり、日常生活に支障をきたします。そのひとつに、腹圧性尿失禁という、笑ったり、咳やくしゃみをしたり、運動中にお腹に力を入れた瞬間、膀胱を圧迫し、尿がもれる症状があります。年齢を重ねるごとに、表われやすいとも言われていますが、衰えると20代でも現れます。
 さらに、内臓器が下垂して、お腹がポッコリ出てしまうなんて事にもなったり、ひどい場合は、臓器脱(臓器が身体から出てしまう状態)も起こります。また、意外なところの筋肉が張ってしまったり、付いて欲しくない所に脂肪がついてしまったりと、ボディラインの崩れも、無関係ではありません。
 骨盤底筋群の機能を低下させないことは、骨盤内の血流やリンパの流れを促進し、子宮や卵巣の環境を整え、女性ホルモンのバランスも良くなり、症状の予防だけでなく、健康で、美しさを維持してくれることになります。
年齢とともに、衰えやすくなる筋肉ですが、カラダの軸となるポイントのひとつ、骨盤底筋群を鍛えて、元気に、美しく過ごしたいものですね。
by 羅茂棲
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