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唾液の作用

ブログ 2023.06.30

 唾液は、大唾液腺と小唾液腺で1日に約1~1.5ℓの唾液を作られています。唾液の約99.5%は水分で、残りの約0.5%は無機成分としてカルシウム、リン酸、ナトリウムなど、有機成分としてムチンや抗菌・免疫物質などが含まれています。これらの成分と水分が総合的に働いて、私たちが健康な生活を送るために欠かせない役割を果たしています。
・湿潤作用
唾液は口の中を潤します。唾液に含まれるムチンというたんぱく質が、唾液の水分と一緒に口の中全体を覆って粘膜を保護したり、湿潤作用や潤滑作用などに関与したりしています。
・抗菌・免疫作用
健常な口の中にいる菌のバランスを維持することで、口の中の環境を保ったり、外からの細菌の侵入を防いだりして、体を守っています。
・自浄・洗浄作用
分泌された唾液が、食べかすや汚れを洗い流し、口の中をきれいに保つことで口臭を抑えています。
・潤滑作用
口の中で唾液とまざり、唾液に含まれる水分やムチンなどの成分が食べ物をやわらかく、滑らかにして飲み込みやすくします。また、話したり歌ったりする時の口の動きをスムーズにします。
・粘膜保護・修復作用
唾液の中の水分やムチンが潤いを保ち、滑らかな状態を保つことで口の中の粘膜を保護し、成長因子というタンパク質が傷ついた粘膜を治します。
・溶解・味覚作用
食べ物が唾液と混ざることで味を感じさせ易くします。「甘味」、「酸味」、「塩味」、「苦味」、「うま味」といった味覚のほか、“キレ”や“あと味”にも、唾液が関わっています。
・消化作用
唾液には、デンプン等を分解する酵素が含まれています。よく噛んで食べ物と唾液が混ざることで、食べ物をやわらかくして胃での消化を助けます。
・緩衝作用・虫歯予防・再石灰化作用
食事によって口の中が酸性になると歯が溶けて虫歯になりやすくなりますが、唾液の成分である重炭酸イオンという物質がその酸を中和します。また、唾液に含まれるカルシウムやミネラル成分は、酸によって溶けた歯の修復に関わっています(再石灰化)。これらの作用によって虫歯予防につながります。
・その他
唾液の量は、体の中の水分量に影響されるので、口や喉の渇きを感じることで水分補給を促して体の水分量のバランスを保ち、健康な状態に作用します。
食事の時は、よく噛んでしっかり唾液分泌させてくださいね。
by ボヤッキー
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