9月18日は、満月でハーベストムーンとも呼ばれています。お天気も良くて、綺麗な月をご覧になった方も多いと思います。少し「お月見」について調べてみたところ、お月見の起源は中国の「中秋節」に由来するそうです。この風習が奈良時代に日本に伝わり、平安時代には貴族たちが「観月の宴」を催し、舟の上で月を愛でながら詩を詠むといった文化的な行事として広まりました。これが次第に庶民にも普及し、秋の収穫を祝う行事として定着しました。
慣習としては、豊作祈願のために、米で作られた団子が供えられます。団子は丸い形が月を象徴し、感謝と祈りを表しています。通常、15個の団子を三方という台に乗せて供えます。それから、すすきが飾られます。これは稲の代わりとして飾られ、魔除けの意味も持っているそうです。さらに、里芋や栗、果物などの秋の収穫物を供えます。これは、自然の恵みに感謝する意味があります。現在でも多くの人がお月見にお団子を食べるのではないかと思います。
因みに、お団子などの和菓子はトレーニングしている人にも人気ですね。和菓子は洋菓子に比べて脂質が少なく、カロリーも低いです。お団子や餅はお米などの穀物から作られているので、糖質のかたまりですが、糖質はエネルギーとして使われやすいためトレーニング時のエネルギー補給として食べる人もいます。
十五夜(今年は9月17日)は、中秋の名月とも呼ばれていて、お月見をする日というイメージが強いですが、十三夜(今年は10月15日)もお月見する日となっています。十三夜は、枝豆や栗を供える習慣があることから「豆名月」や「栗名月」と呼ばれているようです。昔は、十五夜と同じ場所で、十三夜にお月見をすると縁起が良いと言われています。だから、十五夜にお月見をされた方は、十三夜もお月見されてはいかがでしょうか。十三夜の月は満月から少し欠けていますが、十五夜の次に美しいといわれているので、お団子を食べながら見てくださいね。
by 桃
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