花粉症は、時期的な疾患と思われがちですが、症状は通年出ます。どの花粉がアレルギーなのかによって、いつ発症するかは変わってきます。特に春のスギやヒノキ花粉が有名ですね。夏にも稲科の花粉が飛んでいたり、秋にはブタクサやヨモギなども花粉症を引き起こします。私はありがたいことに花粉症はないので快適に過ごしていますが、花粉症の方は毎日眠れない方もいらっしゃるそうです。そんな中運動する事での花粉症に対する効果を今回は簡単にご紹介いたします。
人間には体内に入ってくる異物から体を守る免疫機能が備わっています。花粉は、本来異物と認識しないモノですが、認識してしまうと鼻腔内や目に入ってきた花粉に対して抗体が作られ、その抗体がマスト細胞という細胞に結合されます。その後再び花粉が鼻腔内に入ることにより肥満細胞(マスト細胞)からアレルギー誘発物質が放出されアレルギー反応が起こります。そして、花粉がどこに入ってくるかによって目に症状が出るのか、鼻に症状が出るのかが変わってきます。
また、花粉症は日常生活の質にもかなり影響し、睡眠や食事内容、運動不足などが重なると症状がひどくなったりなどもします。その影響で免疫機能が低下したことによって、花粉に過剰に反応しているという事もあります。そして、生活習慣が乱れると花粉症が悪化すると一般的に言われております。タバコの煙は鼻の粘膜を刺激し、症状を悪化させる事もあります。飲酒はアルコールの分解時に発生するアセトアルデヒトがアレルギーを引き起こすヒスタミンの分泌を促すと言われています。
だから、運動することで免疫機能が正常に働くようにする事が、運動による花粉症に対する対策の一つです。適度な運動と適切な生活習慣を意識して過ごすことが効果的です。しかし、外でランニングなどをするのは、花粉症がある方には逆効果かと思います。ランニング中は、呼吸が激しくなるため、口や鼻からも多くの花粉を取り込んでしまうことになります。花粉症の方は、室内でのトレーニングで適切に体を動かし続ける習慣を作り、免疫機能を徐々に高めていくのが花粉症には効果的です。1回運動すればOK!そんなことはないので継続的に運動を続けて、花粉症の症状を少しずつ和らげていきましょう。
by 宮古島サイダー
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