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サルコぺニアとフレイル

 サルコぺニアとは、「加齢による筋肉量の減少および筋力の低下」等の生理的な変化を指します。2016年10月、国際疾病分類に「サルコペニア」が登録され、現在では疾患に位置付けられています。サルコペニアになると、歩く、立ち上がるなどの日常生活の基本的な動作に影響が生じ、介護が必要になったり、転倒しやすくなったりします。サルコぺニアと並んで「フレイル」という言葉を耳にした方も多いと思います。フレイルとは、日本語に訳すと「虚弱」や「脆弱」などを意味する言葉で、「加齢により心身が老い衰えた状態」のことを言います。サルコペニアが筋肉量の減少にターゲットを置いているのに対して、フレイルは、広い範囲を含む概念で、身体的な問題のほか、認知機能の衰えなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題等も合わせて、要介護状態の前段階と位置づけられています。
 また「ロコモ」という言葉も耳にすることが多いと思いますが、「ロコモティブシンドローム」の略で、運動器(骨・関節・筋肉・神経など)の機能低下のために活動機能の低下をきたした状態を言って、生理的なレベル低下に至っていない状態のことを言います。しかし、ロコモティブシンドロームが継続するとサルコペニアに進行し、介護状態にも繋がります。
 サルコペニアやフレイルは加齢によるものと考えられていますが、年齢を重ねると全員がそのような状態になるわけではないため、加齢が原因とは考え難いと言えます。
年齢よりも日常的に「身体を動かす機会が少なくなること」が原因と捉える方が正しいと思います。動くのを基準に造られている身体にとっての「運動」は元気な人、運動好きな人だけが行うものではなく、健康的に過ごすために、老若男女問わず、皆さんに必要なものと考えた方が良いでしょう。
 実際、当方には20代の方から、最高齢では91歳の方が来られていますが、運動することで皆さん健康を回復され、元気になっておられます。健康的に過ごすために、是非運動を習慣化してみませんか?
by コオロギ
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