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マスクのリスク?

 日本救急医学会は、新型コロナウイルス感染症の「第2波」とピークが重なった昨夏の熱中症について、分析結果を公表しています。マスクを着けた人の熱中症は、肉体労働、屋外での作業中の発生が特に多かったことが分かり、学会は暑さが本格化する前に対策を見直すよう呼びかけています。昨年7~9月に、全国の救命救急センターなど143施設で、熱中症と診断された約1千人について調べたところ、0・5%(5人)が、搬送後にPCR検査などで新型コロナ陽性と判定されていました。熱中症の約半数は屋内で起き、高齢者が多いなどの全体的な傾向は、2019年と比べて大きな違いはありませんでした。
 熱中症の発症時のマスクの有無を確認すると、マスクをつけていた人では肉体労働、屋外での作業中などが約7割を占めたのに対し、マスクなしの人では3割に満たないと報告されています。日本救急医学会の医師は、マスク着用時の熱中症について、「労働環境での対策の見直しなどを、本格的な夏になる前に、ぜひやっていただきたい」と警鐘を鳴らしています。気温が高くなってくると人間の体は、体温を一定に維持しようとするため、体温上昇時には、①皮膚の血管拡張や血流量の増加による熱の放散②発汗による水分蒸発作用③呼吸の促進による熱放散などの体熱放散作用が起こります。マスク装着は、確実に熱放散作用を阻害してしまいます。
 また、マスクの装着は、熱中症のリスクも跳ね上げるだけでなく、マスクを着用していない場合と比べて心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることも確認されています。新型コロナウィルス感染症が注目されて、人本来の機能が無視されるような取り組みになっています。できるだけマスクを外すように心掛けて、自分の身体をしっかり守ってくださいね。
PS:栃木県の中学校校長が校内に掲示した書面ですが、非常識な掲示として取り上げられていましたが、実に生徒思いの素晴らしい先生です。しっかり調べているだけでなく、現時点での感染対策も配慮した内容になっているにも拘わらず、「マスク正義」が先行してひどいバッシング、中傷の対象になっていました。たいへん残念です。
by ボヤッキー
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