独特なポーズと呼吸法で、心身を健康にすると言われている『ヨガ』ですが、健康的な効用に加え、記憶力UPの効果があると言われています。また、ボストン大学の研究によると、ヨガのポーズや呼吸を整える動きや瞑想が、鬱病や不安障害に悩まされている脳の緊張を緩和させる働きがあるという新たな科学的研究成果を発表しています。実験は、健康な人たちを2グループに分けて、1つのグループには1時間のヨガセッションをさせ、もう1つのグループには1時間読書をさせて、1時間後にGABA(γ‐アミノ酪酸)数値を測定したところ、ヨガをしたグループのメンバーはいずれも平均約27%の脳GABA数値が向上しましたが、読書をしたグループの人たちの数値変化はなかったとのことです。運動そのものが、GABA数値を上げる効果がありますが、ヨガを行った方にも変化が見られたようです。
このことから心療内科などでは、ヨガを利用したグループ療法を行っているところもあり、自律神経失調症、頭痛、神経性胃炎、喘息等の症状を持っている心身症の患者さん達には、リラクゼーションや、『体に働きかける治療』というのがすごく有効に作用しているとのことです。そして、治療に取り入れているところも増えているようです。また、ヨガはうつ病やパニック障害などにも適用されており、精神面も含めストレス緩和効果があります。実際の診療現場でよく使われている自律訓練法などのリラクゼーション法よりも、ヨガの方が幅広い効果があるとも言われています。
気分が優れない時、簡単にできるヨガに取り組んでみるのも良いと思います。
by ベクトル
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