新年あけましておめでとうございます。当方も15回目の正月を迎えさせていただくことになりました。たくさんのご支援の賜物とたいへん感謝しております。奢らず精進してまいりますので、これからも何卒、よろしくお願いいたします。今年最初のお題は、運動習慣についてです。運動の効果は、食事すること以上に大切だという生理学者がいるくらい、運動することが見直されています。しかし、まだまだ運動を習慣にしていない人の方が多いのが現状です。運動習慣を後押しするために運動、トレーニングについて案内させていただきます。
運動、トレーニングの効果は、体力の向上、筋肉が発達するイメージを持っておられる方が多いですが、一番大きく変化するのは神経系です。筋肉や体力が生理的に変化するのは、3か月程度必要です。しかし、運動や筋肉トレーニングを始めて、どんどん身体が楽になったり、扱える重量が増えていくのは、筋肉と神経との通信状態がトレーニングすることによって良くなったためにおこる現象です。トレーニングすると神経が拡がり、使われる筋肉が増えることによって最初はできなかったり、扱うことができなかったことができるようになります。さらにトレーニングを継続することによって、同部位の筋肉に刺激が加え続けられると生理的に変化(肥大)していきます。しかし、その刺激が現状の筋肉の能力範囲内のレベルであれば、生理的な変化はおこりません。
ダイエットや痩せるつもりで、始めた運動やトレーニングで体重が増える方がおられます。脂肪よりも筋肉のほうが重いので、筋肉が発達したために体重が増えたのだと思っている方は多いです。残念ながら、たいへん大きな誤解です。運動やトレーニングをしても筋肉の発達はすぐには起こりませんので、増えた体重は、運動やトレーニングをしているという安心感からか食事の量が増えたことが原因です。
確かに筋肉と脂肪では、同じ大きさなら脂肪の方が軽いです。そして、脂肪の方が増えやすく、筋肉の方が増え難いです。だから、脂肪の減少のほうが、筋肉の増量よりも早いので体重が増えることはありません。筋肉の発達に関しては、性差や個人差もありますが、基本的に大きくなり難い組織です。特に、女性は、ホルモンの影響などの影響もあり、筋肉の肥大はかなり難しく、筋肉モリモリにはなりません。筋肉モリモリになりたい方には、残念なことですが、筋肉の機能と形を整えて、見た目にスッキリとしたスタイルは獲得することは可能で、こっちの方がお勧めです。
by ボヤッキー
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