内臓の調子が悪くなると筋肉に異常をきたすことは、ご存知の方も多いと思いますが、筋肉の働きに異常が出ると内臓の調子が悪くなることもあります。例えば、腰痛が、出てくると腎臓や大腸や小腸などに影響し、肩凝りは肺や目、耳などに影響します。人間の体は、内臓の調子が悪くなると反射で筋肉にでることで内臓が悪い状態を訴えてきます。それに対応した取り組みが、中医や東洋医学ですが、西洋医学もそれに呼応した取り組みをしようとしています。
めまい、胃の痛み、咳、心臓が苦しい、下痢、膨満感(お腹が張る)、ゲップや吐き気などは、胃腸や心臓や肺、目や耳などの問題かと思われる諸症状ですが、医療機関で検査しても原因の特定ができないので異常が無いとされたりします。これらは、筋肉が機能異常となり内臓の症状として感じる「体性内臓反射」と呼ばれるモノであることが多い様です。それぞれの問題が起きている筋肉を正常化させることで不快な症状が解決へと向かうことが多くなっています。
代表的な症状を記させていただきますので、参考にしてみてください。肝臓は、体の解毒をしてくれたり、エネルギーやホルモンの合成にも関わっていますが、異常があると右肩の症状に関わりが大きく、肩こり・首の痛みなどに現れます。また、肺は、呼吸によって取り入れられた酸素を血液に受け渡したり、体内で合成された二酸化炭素を受け取って排出する働きをしますが、肺に異常が出ると蕁麻疹や皮膚などに症状が出ることが多いだけでなく、肩こりや首の痛みに影響が出ています。血糖値をコントロールしたり、消化吸収分解にさようしますが、膵臓の調子が悪くなると背部痛や肩甲骨のまわりの痛みなどが出てきます。血液の循環を促す心臓の状態が悪くなると左肩や左首の怠みなどにつながります。
肩凝りや首などの身体の痛みがある場合、決して全てが内臓が悪くて痛みが出ている訳ではありませんが、内臓の異常で痛みが出ていることもあります。長期に渡って慢性の腰痛や肩凝りがある方は、内臓にも影響が出ているかもしれません。
by 頃僕来
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