副腎疲労は、欧米では非常にポピュラーな症状として専門病院があるほど認知度があるそうです。疲れが続いていたり、すぐ落ち込んでなかなか立ち直れない、すぐイライラする、何をするにも気力が出ないなどの症状があれば、もしかしたら副腎疲労が原因かもしれません。そのような症状は「身体からのSOS」です。
副腎は背中側に左右二つある腎臓の上にある臓器です。コルチゾールやアルドステロン、アドレナリンなど生命維持に必要不可欠な様々なホルモン分泌をしています。そして、副腎皮質から抗ストレスホルモンとして分泌されるのがコルチゾールです。
コルチゾールには、
・免疫調整
・心拍の調整
・抗アレルギー作用
・脳の覚醒
・血圧の維持
・神経系調整
・脱水予防
・糖質、脂質タンパク質の代謝を制御するなどの働きがあります。
持続的なストレスや暴飲暴食等の生活の乱れ等で副腎が疲弊することで機能が低下し、ホルモン分泌が低下してしまった状態を副腎疲労と呼びます。副腎疲労は、副腎機能不全を引き起こす可能性があり、副腎ホルモンの産生の減少を特徴とし、慢性疲労、筋力低下、食欲不振、原因不明の体重減少、胃痛などが起こります。また、重症の場合、うつ、吐き気、嘔吐、下痢、低血圧、色素沈着過剰など引き起こす可能性があります。
そこで副腎疲労かな?と思ったら避けるべき食品を参考にしてみてください。
①白砂糖/甘いお菓子の過剰摂取
②添加物を含む食品や加工食品
③生成された小麦製品
④質の低い油や揚げ物
⑤アルコール過剰摂取
⑥カフェイン過剰摂取
上記の食べ物を食べることや過剰摂取することは、コレステロール値や血糖値を上げ、腸内環境を悪化させてしまい、身体をさらに不調にしてしまう可能性があります。
副腎に必要な栄養素としては、タンパク質やビタミンC、ビタミンb群、マグネシウムや亜鉛などのミネラルが上げられます。生野菜や果物もポリフェノールや抗酸化物質とともに栄養が摂れます。副腎疲労の予防には、バランスの良い食事と適度な運動、良質な睡眠が何より基本となります。
by 参鶏湯
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