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十人に一人が、逆流性食道炎?

 胃は、食事によって入ってきた食塊を蠕動運動によって攪拌、消化、貯蔵・排出するなどの働きがあります。正常に活動している場合は、内容物が少しずつ小腸へと送られます。胃の内容物や胃液が、食道に逆流することなどないのですが、逆流すると食道に炎症が起こって、逆流性食道炎を発症します。症状として、苦いものや酸っぱいものが込み上げて来る(呑酸)や胸焼け、胃が張ったり、胃もたれといったものがあります。そして、病院に行くと、胃酸の分泌を抑制する薬を出されることがほとんどですが、薬による処置はあくまでも対処療法でしかなく、根本的な改善には繋がりません。発症した原因を確認して、それを見直しが必要があります。
 驚く方もいるかもしれませんが、姿勢不良も原因の一つです。姿勢が崩れ、身体が丸まった状態になると内臓への圧が大きくなります。そのため、胃も圧迫され逆流しやすくなってしまいます。食事について、「過食」、胃酸の分泌を促進してしまうような食べ物、消化に時間のかかる食べ物は気をつけなければなりません。辛い・酸っぱいなどの刺激物や脂肪分の多い物を食べると消化に時間がかかるため、消化器官への負担も高くなってしまいます。
 また、消化の良いものだからといって、噛まずに飲む混むとかえって消化に時間がかかり、胃に負担をかけてしまいます。うどんや、おかゆなど、一見消化に優しいイメージがありますが、注意が必要です!しっかりと咀嚼することを心掛けたいですね。
 食事のバランスも重要で、三大栄養素の割合は、炭水化物は約65%・たんぱく質は約15%・脂質は約20%とが勧められていますが、食の欧米化が進み、高カロリー、高脂肪の食生活が一般化されております。我々の身体は、基本的に炭水化物中心の食事に向いているので、「量」だけでなく、食べ物の種類にも気にするようにしてみて下さい!そして、適度な運動が、姿勢改善にも作用し、胃や腸の活動レベルも上げてくれるので、運動することは重要ですよ。
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