人は、1日の1/3近くを睡眠で過ごしています。そして、睡眠の際の姿勢いわゆる寝姿勢は、人によってバラバラだと思います。朝起きると体がだるい、重怠いと感じるのは寝ている姿勢が悪い可能性があります。今回はそれぞれの寝姿勢の特徴の一部を紹介したいと思います。
Ⅰ. 仰向け
仰向けのメリットは、身体の圧力が均等に分散されるため、血液が身体の隅々まで循環しやすくります。他に寝返りが打ちやすい、顔のしわやたるみを予防できるなど、美容効果も期待できると言われています。
しかし、デメリットとして、舌根が緩み舌が気道を塞ぎ、いびきをかいたり、睡眠時無呼吸症候群を助長する可能性も指摘されています。仰向けの際に手の平を下にして眠ると腕が内側に捻れ猫背姿勢を助長し、呼吸にも影響すると考えられている為、手の平は上にしましょう。
ⅱ. うつ伏せ
うつ伏せのメリットは、舌が気道を塞ぐ心配はなく、胸を圧迫される事により自然と腹式呼吸ができ、深い呼吸を取れるとされています。
デメリットは、交感神経優位な状態だと腹式呼吸に切り替わらず、息苦しくなると言われています。また、物理的に鼻、口を圧迫し、窒息の可能性もあります。他に首が左右に倒れ首に捻れができ、体の歪みに繋がり易いと指摘されています。
ⅲ. 横向き
横向きも同じく舌が気道を塞ぐ心配はなく、右向きの姿勢の場合、心臓の位置が上になり、心臓にかかる負担を軽くすることができると考えられています。また、胃や腸は右側に消化器の出口があるので、消化器系の働きを良くする効果が期待できるともいわれています。
デメリットは、上の手を前に持ってくると猫背の姿勢を助長し、上の足を重ねずに前に持ってきたりすると骨盤の歪みにも繋がる可能性が高いことです。
今の寝姿勢は、例えば腰痛があることで横向きを選択せざるを得ないことで習慣化してしまったかもしれません。普段の慣れてしまった寝姿勢に目を向けることで、身体の不調を改善するキッカケになるかもしれません。
by コオロギ
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