栄養素の中で特に重要と言われているのが、炭水化物、脂質、たんぱく質の3つで三大栄養素と呼ばれています。これを補なったり、効果を促進させたり、調整する役割のあるビタミンやミネラルを加えて五大栄養素と呼んでおり、生命活動に欠かせない物質と言われています。
三大栄養素は、どれも高いレベルでエネルギーを産出することができ、炭水化物とたんぱく質は約4kcal/g、脂質は約9kcal/gのエネルギーとなることから「エネルギー栄養素」とも呼ばれています。特に、炭水化物と脂質は、たんぱく質よりも効率的なエネルギー源として利用されやすい栄養素です。
・炭水化物
糖質と食物繊維に大きくわかれます。エネルギーになるのは糖質の方で、食べるとすぐにエネルギーになります。不足すると疲れやすいなどの症状が現れますが、使いきれなかった分は脂肪に変わり、蓄積されます。
・たんぱく質
筋肉や内臓、血液、皮膚などを作る細胞や酵素などの材料になるほうが、エネルギー産出より優先されます。体内に入ると、様々なアミノ酸に分解されますが、再合成されて体作りに使われます。
・脂質
炭水化物やたんぱく質の2倍以上の効率の良いエネルギー源で、少量でも大きなエネルギー源となります。体内にある物質の内、水、タンパク質に次いで多く、ほとんどが中性脂肪として貯蔵され、必要に応じて効率よくエネルギー源となります。
・ビタミン
三大栄養素の作用過程に関わっていて、不足するとエネルギーが作り出せないだけでなく、作用にも大きく影響します。免疫力を高める、皮膚や骨などを丈夫にする、体の機能を正常に保つなどの働きがあります。
・ミネラル
骨や歯の成分になります。また、ビタミン同様にエネルギーが作られる過程に関わり、体調も整えます。多量ミネラル、微量ミネラルの2つに大きく分けられ、どのミネラルも体内では合成できないので、食品から摂取する必要があります。
バランスの良い食事は、健康な体つくりには、不可欠です。運動習慣と併せて、取り組んでいただくと大きな効果が期待できますよ。
by 参鶏湯
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