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正しい歯磨き

 歯を磨くときに歯ブラシをぬらしてから歯磨き粉を付ける人もいれば、ぬらさずにそのまま歯磨き粉を付ける人もいます。歯ブラシを水道水でぬらしてしまうと、その後に付ける歯磨き粉の成分が薄まってしまい本来の効果が発揮し難くなります。また、泡立ちが良くなってしまい、歯ブラシがどこに当たっているかが分かり難くなることと、磨いた気分になってしまうため磨き残しが出やすくなります。ただし、歯ブラシなどにほこり等が付いてしまっているのが気になる人は水洗いした後、よく水気を切ってから使用した方が良いようです。
 歯ブラシの毛先が広がったときに、熱湯をかけると広がった毛先は一時的に元に戻りますが、毛やプラスチック部分が劣化してしまうため、お勧めできません。また、子ども用歯ブラシは力が弱い子どもでもしっかりと毛先が当たるよう、毛が短めにカットされています。『大人用の歯ブラシだと口の奥まで届かない』といった理由で使用していると、力が強い大人では、硬めの歯ブラシと同じ使用感になってしまい、歯肉を傷つけやすくなります。大人用でもヘッドが小さい歯ブラシや薄型の歯ブラシがあり、奥まで届きやすい歯ブラシもあるため、口の奥まで歯ブラシが入りにくい人はヘッドが小さめの歯ブラシや薄型の歯ブラシを選択する方が良いようです。
 そして、力任せに歯磨きをしても汚れは効率よく落ちません。歯ブラシを鉛筆と同じように軽く持って、小刻みに1本ずつ磨きます。2~3本まとめて磨いてしまうと歯と歯の間や歯と歯肉の境目に毛先が当たり難いため、毛先が折れ曲がらない程度の優しい力で当てて磨くことが大切です。
 正しい歯磨きは、水気をよく切った歯ブラシに歯磨き粉をつけたら、歯ブラシですべての歯に歯磨き粉を付けます。その後、歯と歯の間や歯と歯肉の境目に毛先が当たる角度を探し、1本ずつ奥から順番に磨きます。歯磨き後は水を流した状態で、親指の腹を使用して歯ブラシをしっかりと水洗いし、水気を切って干して保管してください。
by 太久籠
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