ゴルフ、野球、テニスなどのスイング、ボクシングなどの格闘技で強いパンチを打つには、広背筋やハムストリング、大臀筋の筋力が大切です。そして、それを最大限に活かせられるように股関節を軸にすることよって、身体の回転力を高めて強く打つことができます。
股関節は立体的に動かせられる関節で、その大きな可動域を利用して上半身を大きく動かすことができます。それと腸腰筋や大臀筋、ハムストリングなど強靭な筋群にも支えられています。これらを使うと上半身を強く、速く動かすことができます。股関節は、上半身と連結された骨盤の関節なので、その力が直接上半身の回転力に変換されて素早く上半身を動かすことができます。よく腰を回して打て!と言われたり、聞いたことがあるかと思いますが、腰だけで回して打とうとするほとんどの人は脊椎軸の回転になり、下半身の力を利用できず、いわゆる「手打ち」という形になってしまいます。それでは腰や関節などを痛めてしまう原因になるほか、パワーが低下してしまいます。ボクシングで例えると脊椎軸で打つと頭の位置が変わらないです。パンチ力も半減するほか、パンチの距離も伸びず、頭の位置が変わらないので相手のパンチも貰いやすくなります。股関節軸で打つと頭が一つ分ずれて、強く、伸びのあるパンチが打てそれと相手との相打ちを回避することができます。また、脊椎軸ではバランスが崩れやすく、防衛本能で使ってほしくない筋肉に力が入り、動きが制限されパワーが低下してしまいます。
連動の一連として、股関節→脊椎→肩甲骨→末端という流れが力を最大限に伝える流れとなります。スポーツにおける脊椎の役割は股関節の力を肩甲骨に伝え、肩甲骨は拳やバット、ラケットなどの末端へ力を伝えることです。各スポーツにおいて骨格をイメージし、意識して動かすことと、それを最大限に活かせるトレーニングを行うことでパフォーマンスはさらにアップしていくと思います。
by 参鶏湯
クリックお願いします。
4階スタジオでマンツーマンでボクシング、ボクササイズを指導させていただいております。ご希望の方は、ご予約をお願いいたします。ご参加お待ちしております。
コラム
COLUMN
CONTACT
お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ
お問い合わせフォーム
06-6645-5885