関節の柔軟性は人それぞれですが、股関節は硬くなると大きな身体のトラブルに繋がることが多いです。そして、次のような原因で股関節が硬くなることがあります。
股関節に関与する筋肉のコリ
股関節は複数の筋肉が関与しているため、どれかひとつでも硬いと股関節が硬くなります。ふくらはぎや大腿の裏、お尻や背中の筋肉も関係してきます。また、大腿を外転させる筋肉や内転させる筋肉が収縮しにくい、または、緩みにくい場合、特に前後や左右の開脚に影響があらわれます。その他、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢で過ごすことが多いと、股関節に関与する筋肉の緊張が起こり、股関節の可動域が狭くなります。
姿勢による歪み
運動の機会の減少により、血管や筋肉が硬くなると、関節の動き自体も悪くなり、柔軟性が低下します。また、日頃の姿勢が悪いと骨盤が歪み、骨格のバランスが悪くなって股関節が硬くなっていきます。股関節は人間の体の中で最も大きな関節で、立つ・歩く・座る・走るという日常の基本動作を担っている重要な関節です。股関節が硬いと、健康面にも美容面にも大きな影響が生じます。また、上半身との連動も大きな役割のひとつで、特に肩甲骨と共同で大きく動くような動作(走る・投げる・バットやラケットを振る)に大きく関与しています。
当方を利用されている、60代男性のケースですが、当初は趣味であるゴルフをプレーした後は、決まって、頚肩部に痛みが出ていたのが、週1回の当方の提供するBTP(運動療法)を取り組むようになり、硬かった肩甲骨周辺の柔軟性が出てくると、程なくして痛みが出なくなり、少しずつ飛距離が伸びていきました。そして、左右の股関節の柔軟性のバランスを整えるよう、ワイドスタンスのスクワットに取り組んでからは、さらに飛距離が伸びるようになり、先日のコンペでは、「半分ぐらいの年齢でハンデも自分よりも上位の人に飛距離で勝った!」と大喜びで報告してくださいました。
by chirune
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