リーキーガットは、リーキー(leaky)は「漏れる」ガット(gut)は「腸」という意味で、「腸漏れ」と訳され、日本名は「腸管壁浸漏症候群」といいます。食べ物が吸収される腸管壁に穴が開き、その穴から未消化の食べ物やアレルギー物質、細菌、毒素などの異物が血管内に入り込んで体内へ巡り、様々な体調不良へとつながる状態のことを言います。
ここ数年で「腸活」という言葉をよく聞きますが、あれは腸内細菌のバランスを整えて、腸が正常に働いてくれる環境をつくろうという取り組みです。また、最近では「身体は食べたものでできている」ともよく言われますが、せっかく食べたものも腸で吸収されない限り、どんなに良い食材を摂っても、全く無意味になってしまいます。腸内細菌がどう処理して吸収するかがポイントになります。リーキーガットは腸内細菌のバランスが崩れることで引き起こされ、その原因は、食事、抗生物質、ストレスなどの影響が大きいと言われています。
リーキーガットを改善させるためには、
・腸を傷付ける食べ物(食品添加物、白砂糖、カフェイン、アルコールなど)を控えバランスの良い食事を心がける
・食べ方を気にする
→早食いになっていないか、咀嚼の回数、夜遅く、20時以降に大食していないか
・不必要に薬を服用していないか
→薬は一時的にその症状を抑えるためには効果的ですが、身体への普段は大きいため、本当に必要か確かめることが大事です。
「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」
「病気は食事療法と運動によって治療できる」
「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」
これらは古代ギリシアの医師、ヒポクラテスの言葉です。
普段の食事に気を遣い、正しい運動習慣をつけることで、現在感じている身体の不調のほとんどが自身の回復力で改善する事と思います。
by コオロギ
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