ダイエットにも関わってくると言われる「腸腰筋(ちょうようきん)」は、上半身と下半身をつなぐ筋肉で、背骨の腰の辺りから始まる「大腰筋」と、骨盤の内側の上部から始まる「腸骨筋」が組み合わさり、骨盤を通り抜けて太ももの内側についています。この筋肉は「深腹筋(しんふっきん)」とも言われ、いわゆるインナーマッスルの部類に入る筋肉です。
腸腰筋は腰をS字状にキープしたり、腿や膝を持ち上げる動きを行います。立ち姿勢を保つ際に関わる「抗重力筋」と言われ、見えない位置にある筋肉ですが、姿勢だけでなく運動能力やプロポーションにも関わってきます。腸腰筋は、腰に付着しているだけあって「腰痛」にも大きく関わります。実際腰痛を訴えられる方は、腸腰筋が硬くなっているケースが多いです。腸腰筋は、硬くなってくると以下のような状態を引き起こす可能性があります。
・姿勢が悪くなる
・お尻が垂れる
・下腹がポッコリ出る
・腰痛になりやすい
・つまずきやすくなる
腸腰筋の硬さをチェックするポイント
1.仰向けに寝ます。
2.片足の膝を胸につくように抱えます。
抱えている膝を胸につけているとき、もう片足の、膝裏が床から離れてしまうようであれば、腸腰筋がうまく使えていない、または硬い証拠であると言えます。
腸腰筋を含む「インナーマッスルのトレーニングはだいたい40%くらいまでの力で行うのが良い」とされています。しかし、その発想は、インナーマッスルを単独で働かせるという視点でのモノで、アウターマッスルとインナーマッスルは共同作用するものです。正しく身体を動かせれば負荷を気にする必要ありません。正しいフォームが取れるトレーニングや日常生活の動作で取り組むようにしてください。
・階段を一段飛ばしで昇る
・足の一足分ほど大股で歩く
・坂道を早歩き
(正しい姿勢でできることがポイント)
この様に少し日常生活を意識するだけでも、腸腰筋が活性化され腰痛の無い日常を取り戻せることができます。
by コオロギ
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