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誤嚥性肺炎

 口の中で咀嚼した食事を飲みこみやすい大きさに取りまとめ喉の奥へ、さらに食道から胃へ送り込むことを嚥下といいます。通常、飲食物を口にすると喉を通過し、食道の入り口付近で「ごっくん」と飲みこむための反射が起こります。食道の入り口付近では、空気の通り道「気管」と食べ物の通り道「食道」の2つに分かれています。飲食の際には、気管の入り口は閉まり、飲食物が食道へと進みますが、タイミングがあわず、誤って気管に入ることがあります。これを誤嚥といいます。誤嚥=肺炎というわけではなく、細菌を含んだ唾液や胃の中の食べ物が食道を通って逆流し肺へ入ってしまい、通常であれば、異物として取り除こうと、咳きこむなどの反射が起こりますが、反射が起きなかったり、起きても弱く吐き出せず残ったり。更に、免疫力が下がっているなどの諸条件が重なることで誤嚥性肺炎が起こりやすくなります。
 咳、たん、発熱、ぼうっとしているなどの症状がみられますが、症状が現れずご本人の自覚症状がなく周囲も気づかないことがあるため、いつもと少し様子が違って見える場合は早めに受診することをおすすめします。今や肺炎は日本人の死因の第3位となり、75歳以上の高齢者の割合が高くなっています。
 誤嚥性肺炎の予防は、まず、嚥下機能を改善することが大事です。咀嚼の回数を増やすことがまた食事の形ややわらかさ、まとまりも大事になります。パサつくものは、食べ物がバラけて口の中や喉に残りやすくなります。とろみやあんをかけるなどといった工夫も良いでしょう。また適切な運動や栄養摂取を心掛け、抵抗力を落とさないようにしましょう。更に脱水状態にも気を付けましょう。脱水に伴い唾液分泌の低下が起こると食べ物をまとめる、口の中を移動させることがスムーズに行われなくなるため水分の確保はしっかりと。義歯、舌など口の中を清潔にし、食べ物の残りかすや細菌の繁殖を防ぐことも忘れずに心掛けましょう。
By ルン
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